癒しのひととき。

下だけ、夏。

2026.9.2
湾の岸壁から見た昼の空。上半分がびっしりと鱗のような雲におおわれ、そのすぐ下に夏の青がひと帯だけ残っている。空を電線が一本、斜めに横切っていて、その線に小さいものが二つ、ひっかかったまま。ひとつは下にぶらさがり、ひとつは線の上に乗っている。水面は静かで、左に桟橋とピンクと白の船、右に白い漁船が数隻。対岸は低い緑の島影。


見上げたら、
空の上のほうは、もう鱗でした。

その下に、夏の青が
帯みたいに残っています。

にじまずに、きれいに切れていました。

電線が一本、
斜めに横切っていて。

小さいものが二つ、
ひっかかったままでした。

空は、変わっていくのに。

-Reck

#伊勢志摩#うろこ雲#秋のはじまり#名もなき風景#そのまま